日記

「錆」という言葉のイメージと作品のギャップ

 

 

先日に個展にこっそりと行きました。

たまたまアイアン屋さんとお会いして聞いた話のついでに・・・

 

「鉄の風景画」 村松 正之 展

場所:葛城 北の丸 2Fギャラリーにて(静岡県袋井市)

開催日:6/15~7/20まで

 

大変参考になりました。

正直、個展というものには縁がなかった私。

入る前にはちょいと緊張していました。

 

錆びた物が作品になるとは

 

 

個展会場の前に情報として「錆びたアイアン」とは聞いていました。

 

「錆」と聞きますとあまり個展とは繋がらない感じがします。

むしろ赤錆びたイメージが強く、作品はどういう物か見当がつきません。

「錆のイメージ」と「緊張」が入り交わりながら会場へ・・・

 

個展は平日昼間だったので私一人でした。

会場に着いて「作品」を見た時は心のなかで「おっ」で思いました。

 

 

「かっこいい」

 

見た瞬間に虜になった感じです。

車で10分くらいどんな物か想像しながらぼんやりしていたイメージが「パッと開花した」ように・・・

 

 

 

言葉のイメージとは違い、上品さを感じる

 

 

「錆びた」という言葉のイメージは”いい印象”はありません。

 

私の勝手な「錆」のイメージです。

「雨に打たれ何日も何十日もほっとかれた後、一面赤錆になったドラム缶!」

お恥ずかしいイメージですが、そんな感じでした。

 

でも一瞬で虜になってしまいました。

 

 

「表面はザラザラして、時間をかけて錆びる。」

この理屈は同じことですが、錆の途中過程では「見事な作品」になる!

程よい感じの錆が「上品」です。

 

 

赤錆も「赤味のとこ」と「黒味のある赤」とあります。

おそらく自然に錆びたことで、故意に錆させたような不自然さは感じません。

何ともいえない「自然さ」と「時間の長さ」が上品な仕上がりに繋がっている

不思議な感じですが、「素直にかっこいい」です。

 

 

私も職人・・・

「どう作ったんだろう?どうなっているの?」

なんて考えてしまいます。

 

 

 

 

新しい発想がデザインに幅をもたす

 

 

私の中には「錆」という仕上げ方法はありませんでした。

見たことはあったけど、言葉のイメージだけで排除していたような気がします。

実物を見るという基本的な事を再認識しました。

 

このような事を知ることで、デザインもどんどん拡がっていきます。

今見ている自分の世界はまだ狭いと思い、もっと視野を広く純粋に物を見ていきたい。

 

美しい・キレイ・かっこいい・ダサいという感情をできるだけ持とう!

きっと忙しいといって見逃している物がたくさんあると思った一日です。

 

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