建材

現代の技術力による「大理石」はすごい!

 

近年、石の需要は多くなってきています。

床・壁面・カウンターなど至る所で使っています。

最近では人工的に加工したて石に見立てた商品もあります。

 

私の思う石の魅力は「柄」・「本磨きの艶感」です。

大里石も永年を経てできた産物です。

木よりも時間が掛かることでしょう。

 

今回は建築に使われる「石」の近年の歴史についてです。

 

 

 

天然石は割れやすい

 

石って硬いです。

頭に当たったらとんでもないことになります。

 

「でも天然石は割れやすい」

 

実際の建築で使われる天然石の大きさはそれほど大きくないんです。

床の石も30cm角、60cm角といったサイズが多いです。

カウンターも長さは3mの一枚物なんてないのでは・・・

 

言われると想像できるかと思います。

石も落とすと割れるからです。

 

天然石って、きれいなんですけど「大きさ」が取れないのがネックです。

 

 

 

人工大理石はもう一般的

 

 

40年前くらいに天然石に変わって出てきたのが「人工大理石」です。

これは石ではありません。

アクリルを加工した物です。

もう一般的ですので皆さんご存知ですよね。

 

人工大理石のメリットは「比較的安い」「L=3000mmくらいまで長さが取れる」「耐久性がよい」

大理石風でありますが長年の間かなり使われてきての今の地位があります。

 

ただし、本物の大理石と比べると「質感」が違う。

 

 

最近は人造石が多くなった

 

 

この質感はアクリルと石の違いであり、どうすることもできません。

天然石の磨いたツヤ感は、アクリルでは表現できません。

 

そこで、ここ5年くらいの前に発売されたのが「人造石」です。

これは、石砕いて結晶として板状に固めた物です。

主に、フィオレストーン、サイルストーンといった商品です。

 

こちらは「質感」は石にかなり近い物になっています。

板の大きさも3000mmくらいの長さも製作可能です。

ほぼ、これでかなり満足できるカウンターが製作可能になったと思っていました。

 

しかし、「人造石(じんぞうせき)」は石の結晶を固めるので大理石特有の「石目(柄)」が無い!

 

大理石というより、ミカゲ石のようです。

粒粒した柄の商品が多いです。

 

 

 

石の複合パネルが誕生

 

 

「天然大理石」は割れやすくて大きな物ができない。

「人工大理石」で大きな物ができるようになったが、質感がイマイチ。

「人造石」で石の質感は表現できたが、石の柄が単調

 

 

現在での最終型は・・・!?

 

「石の複合パネル」です。

 

なんと天然石を厚み6mmにスライス!

(今の技術はすごいです。)

これでは割れてしまいます。

石裏に補強としてFRPや樹脂・アルミハニカムで強度を出す!

 

①石を薄くスライスしたので、石の質感と柄は天然石のまま。

②そして割れやすいデメリットを別素材にて補強。

③強度が増したことで、大きなパネルも製造可能。

④そして軽い!(軽いことは施工上のメリットが大きいです。)

 

 

現段階の最終形だと思います。

これが将来、大理石の代わりになるでしょう。

見た目は完璧な大理石であり、使う石も厚み6mmだけであり省資源。

 

 

参考元 BOSストーン株式会社

HYD-AH

世界中で採掘された美しい天然大理石や御影石を、薄くスライスしてFRP/エポキシ樹脂/アルミハニカムなどの基盤と合体させた複合板を皆様にお届けしております。
住宅・ビル・店舗の内装建材、カウンター・キッチンなどの什器や天板、照明器具や壁面装飾にご利用頂いております。
お客様の仕様に合わせて様々な形状でお届けするカスタム品、パネル状でお届けする規格品・標準品をご用意しております。天然石の美しさも表現できる意匠性に加え、軽量かつ高強度の弊社製品は、大幅な作業効率の向上や輸送コストの削減を実現しております。

 

BOSストーン㈱

http://www.bos-stone.co.jp/

 

 

 

 

 

技術力がすごいです

 

最近の機械の技術力はすごいです。

この石をスライスする技術・印刷の技術・ロボットなど

この技術を活かし、もっと建築・インテリアの世界も進化していくことでしょう。

 

新しいインテリアがこれからも生まれて行く。

それをうまく使いこなせる職人もまた必要です。

 

時代の流れは最近速いですからねえ!

 

 

 

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